2004年5月2日



 夕張を出発した私は、三笠へ向かう。

 桂沢湖という観光名所へ行く。
 ここは、一応観光名所だが、なぜか心霊スポットでも紹介される、という不思議な所だ。

 桂沢湖に着くと、でっかい恐竜が。
 その横には錆びついたブランコやすべり台が置いてある。
 電灯も無いし、心霊スポットで紹介されるのも無理が無い気がする。

      

 そして、湖には、飾り気の無い手漕ぎボートや、白鳥のボートがぷかぷかと浮かんでいる。
 どうやら、シーズンには、ボートも貸し出ししているらしい。
 どれボートも、元の色は何色だったのかしら?といういい色合いだ。

 看板があって、覗き込んでみると、「手漕ぎボート700円 モーターボート1600円…ロマンスボート1000円」と書かれていた。
 
…どれがロマンスボートだというのだろう。

 非常に気になるが、
確かめる術は無い。
 きっとここにはまだ無いんだろう、奥の方から出て来るんだろうと思い込み、
出発。



 さて帰るか、と思ったが、「鉄道村」と書かれた看板を発見したので、
せっかくだし、と行ってみる。
 この道路沿いには、団地がたくさん並んでいるが、人の姿は無い。
 非常警報があって、みんな避難しているのかしら。
 そんなゴーストタウンを抜けると、
それはあった。
 だが、人は誰もいない。
 くどいようだが、今日はゴールデンウィークの真っ最中だ。



   


 汽車がゴロゴロと。
 誰も居ない静かな空間は、夜でもないのに怖かったです。
 写真をさっさと撮って、帰る事にしました。




 …だって本当に不気味だったんだよ。



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7月18日

再び三笠へ。

鉄道村の奥に、廃墟というか炭鉱の跡地を発見。
なんと、7月にもかかわらず、地面は雪と氷だ。





無造作に転がっていた。
遺跡みたいで、素敵。

  

  





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